リンパの腫れは様々な病気や症状と関連しています。例えば、風邪や肩こり、そしてアトピーとも関係しているのです。では、それぞれの症状とどのように関連しているのか調べてみましょう。
風邪や肩こりとリンパの腫れ
寒暖差の激しい季節などは風邪を引きやすくなってしまいますが、風邪とは体の中にウイルスが入っている状態のことです。風邪のときに熱が出ますが、これは体のリンパなどの免疫機構がウイルスと戦っていることのサインです。
特に、風邪の時は首のまわりのリンパが腫れます。あごの下のリンパが腫れることが多いですが、そのようなときはリンパ液の流れを促すために水分補給をきちんと行うようにしましょう。また、リンパが腫れている部分を冷たいタオルや湿布などで冷やしてあげるとリンパの炎症を抑えてあげることができます。
また、肩こりが原因でリンパが腫れる人も多くいます。最近はパソコンを使った仕事だけではなく、長時間スマホを使ったりして肩こりが悪化する人が増えています。そうすると、同じ姿勢を続けるためにリンパ液を流す原動力になる筋肉があまり動かなくなり、リンパの流れが悪くなることがあります。そうするとリンパに疲労物質がたまり腫れてしまうのです。
そのようなときはパソコンやスマホを使うときに、正しい姿勢でいすに座るようにしたり、30分に1回はストレッチをすることによってリンパの流れを促してあげましょう。首のまわりや肩をホットタオルなどで温めるのもリンパ液の流れを促進します。
アトピーとリンパの腫れ
アトピーの症状が出やすい場所がリンパ節の場所と重なるので、アトピーとリンパには何らかの関係があると言われています。それでリンパマッサージを行うことによってアトピーの原因となる免疫機能を高めていくことができるでしょう。
一般的にリンパマッサージをすると、血行が良くなり基礎代謝が上がってきます。そうすると、体温も少しずつ上がっていき免疫能力が向上することがあります。また、リンパマッサージをすることによって肌の代謝力も向上していきます。
アトピーの症状は肌への負担が大きいので、このポイントはとても役立つでしょう。ステロイド剤や保湿剤を傷ついた肌に塗っていくことは体にとって負担となりますが、リンパマッサージにより肌代謝を早めることができるのです。
リンパマッサージは皮膚のすぐ下にあるリンパには有効ですが、体の深い部分には届かないことがあるので、その部分に関してはストレッチをきちんと行うことにより、リンパの働きをよくしていきましょう。
リンパの腫れは色々な原因が考えられますので、きちんと調べていきたいと思います。
リンパのおすすめ資格
formieのリンパ&セラピースペシャリスト資格取得講座は初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてリンパを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめリンパの資格はこちら