マニュアル・リンパドレナージ資格の概要と評判について
ジャパンエコールデアロマテラピーJEAまたは他の団体が主催する、マニュアルリンパドレナージという資格講座があります。オーストラリアの医師ボッダー氏が開発したマッサージ法で、正式にはDrボッダー式MLD(マニュアルリンパドレナージュ)と呼ばれています。
通常のリンパマッサージは、オイルやクリームを使いリンパを手で流していくという手法ですが、このリンパドレナージュはそれとは全く違い、リンパの流れに沿って羽のようなタッチでリンパの流れをやさしく促す手法で、国内外の医療現場で効果が認められている優れた技術です。
この資格は、様々な受講条件を満たし、オーストラリアDrボッダーアカデミーが認定した講師によって指導される講座を受講することによってのみ得ることができます。そのため資格保持者は技術の面での信頼が高く、他のリンパマッサージの資格とは一線を画した評価の高い資格です。
資格には、MLDベーシック、MLDセラピー1、MDLセラピー2、3の4種類があります。
MLDベーシックの資格講座を受講する資格は、解剖生理学とボディーマッサージを学んだ方となっています。具体的には基礎解剖学を30時間受講しているか、AEAJアロマセラピスト認定資格を持っていること、または医療国家資格を保持してることのうちの一つを満たすことが条件です。
さらに医療国家資格を持っている方とAEAJアロマセラピスト認定資格を持っている方以外では、ボディーマッサージコースの27時間以上を受講しているか資格を持っていること、カイロプラクティックなどの資格を有していることという条件を満たす必要があります。
全課程40時間のカリキュラムが用意されており、解剖学などの座学と共に、手技を学びます。
コース終了後は顔やデコルテのみの施術がプロとして行えるようになります。
MLDセラピスト1は全課程40時間6日間のカリキュラムで、MLDベーシックを学んだ後にさらに理解を深め、たくさんのテクニックを学びます。
資格課程を修了し資格を得た方は、美容やリラクゼーションを目的とした施術を全身に行うことができるようになります。
MDLセラピスト2、3は上二つの資格を持った方が医療機関で開催される資格講座に参加することで得られる資格となっており、医療従事者のみを対象としています。
MLDという資格はリンパ浮腫の治療だけではなく、自律神経疾患や皮膚疾患の改善にも役立ち、病院での需要のほかに、介護施設や高い効果を求めるエステの現場での需要も大いにある、信頼度の高いものです。資格取得後はレベルの高い施術を行えるようになりますので、ぜひチャレンジしてみましょう。
リンパのおすすめ資格
formieのリンパ&セラピースペシャリスト資格取得講座は初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてリンパを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめリンパの資格はこちら