リンパケアセラピストやリンパドレナージュと聞くことがありますが、どちらも同じようにリンパをケアする資格と感じます。しかし、この二つには違いがあるのです。では、どんな違いがあるのかそれぞれの意味について調べてみましょう。
リンパケアセラピストとリンパドレナージュの違いとは?
普段の生活はストレスがたまりやすく、体の調子が崩れやすい環境と言えますが、リンパをケアすることによって体をリラックスさせ免疫力を高めることができます。
リンパマッサージはリンパの流れを的確に見極めて、その流れを丁寧にマッサージしていくことにより、リンパの働きを活性化させていきます。
一方の、リンパドレナージュとは、リンパの流れを邪魔している原因を見極めて、その邪魔者がいる部分を施術することによって、リンパの流れを良くし体の調子を整えていきます。
リンパケアセラピストもリンパドレナージュもリンパの流れを良くし、体の老廃物を排出させるという目的は同じなのですが、それに対するアプローチが大きく違うのです。リンパケアセラピストもリンパドレナージュも生活習慣病やアレルギーなどのストレスから悪化する病気に対する新しい対処法として注目されています。
リンパドレナージュとは?
では、あまり耳慣れないリンパドレナージュとは何なのでしょうか。
リンパドレナージュとは1930年代にデンマーク人によって開発された施術方法です。主に手による施術で筋肉をしっかり温めながらほぐしていくことによって、リンパの流れを悪くさせている原因を取り除いていきます。
機械などによって急激に体を温めたり、無理矢理筋肉をほぐそうとしないために、着実にリンパの流れが回復し、体の中にある老廃物が排出されるように促されていきます。
施術をする人がリンパの流れを妨げている部位をきちんと見極めて、そのまわりの筋肉からほぐし丁寧にリンパの流れを回復させていくので、施術をした後にもリンパの流れが維持されやすいと言えます。
結果として、体がむくんでいたとしてもそれが解消されたり、糖尿病などの疾患があってもだるさの症状が解消されたりすると言う効果を期待できます。
また、普段の仕事によってたまった疲れを取ったり、高まっていた緊張を和らげたりするのにも効果もあると言われています。特に、最近は若い女性を中心に美容に効果があり、肌のハリとツヤが良くなったというコメントが増えていますので、注目されていることが分かります。
リンパケアセラピストとリンパドレナージュの違いを意識しながら自分に合った施術を探していきましょう。
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