普段の生活の中で足や足の付け根が痛むように感じることがあるかもしれません。もしかしたら、その足の痛みにはリンパが関係していることが考えられます。では、リンパの痛みにはどんな原因があるのか考えてみましょう。
足のリンパの痛みの原因は?
足がむくんで痛く感じることがあるかもしれません。朝と夕方では足首まわりの太さが違って見えるほどのむくみを経験している女性は意外と多いものです。そのようなむくみにはリンパの痛みが関係していることがよくあります。
リンパとはリンパ管を通して体の老廃物を体外に除去してくれる働きをしています。血液が体の老廃物をきれいにしてくれていますが、血液でも対応できないものをリンパが処理してくれるのです。
しかし、リンパ管が何らかの理由によってふさがれてしまったり、リンパ液が流れにくくなってしまうとリンパ液がうまく流れず、そこに老廃物がたまってしまいます。そうすると、足がむくみ痛くなってしまうのです。
そのようなときには、リンパマッサージをすることにより、リンパ管の滞りを無くして、リンパ液がきれいに流れるようにしてあげることが効果的です。こういった症状はストレスがあったり睡眠不足になっているときに起きやすいので注意しましょう。
足の付け根のリンパの痛みの原因は?
足の付け根のリンパが痛いときには、体の中に菌やウイルスが入って悪さをしていることが考えられます。リンパは体に有害な異物や病原体とも戦ってくれますが、いつでもその戦いに勝つことができるわけではありません。リンパの中にあるリンパ球や白血球がウイルスに負けそうになったり、攻撃を受けたりしているときには足の付け根が痛くなることがありますので早めに診察を受けるようにしましょう。
診察を受けるか受けないかは痛みの程度とリンパの腫れの程度によって見分けることができます。リンパの腫れが次第に大きくなっていったり、弾力があまりない堅さのときには要注意です。
また外から軽く触っても塊があまり動かないときも気をつけなくてはいけません。こういったケースでは炎症の原因ががんであったり細菌感染であったりすることが考えられます。
しかし、腫れていてもすぐに引いたり、休んだら緩和されたりしたときは体がウイルスに勝ったことのサインですので特に心配する必要はありません。
リンパは体の免疫機能と深く関係しており、体の状態を教えてくれる色々なサインを出しますので、きちんと体の声に耳を傾けてあげましょう。
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